昨今の新型コロナウイルスの影響を受けて、全国の旅行・宿泊需要が非常に下がっています。また、ホテル・旅館を利用するお客様が少ない中、施設の集客やプロモーションの強化が重要視されています。
顧客満足度の向上や現場の業務効率化を図るホテル管理システム(PMS)を提供するユーコムが、蓄積してきたホテルノウハウ現場、お客様の声から得たアドバイスなどを基に、アフターコロナを見据えて何に取り組むべきかを解説していきます!
ホテルマーケティングの取り組みについて
「ホテルマーケティングの強化に取り組んでいますでしょうか?
全国の宿泊施設に向けて言えることは、販売・プロモーション戦略の見直しや、ホテルブランドの再建に取り組むことがポイントです。
コロナ禍中で予約行動がどのように変化をしたかと言うと、ホテル・旅館を検索・予約する方々は直感だけでなく、自社についての下調べや類似している競合施設との比較検討を徹底するようになりました。その理由としては、感染リスクを踏まえ、安全・安心の中で滞在を楽しみたいと最優先で考えているからです。
インターネット上で宿泊予約するお客様は、OTAと自社の公式サイトを交互に行き来しながら、情報収集をしている傾向にあります。つまり、OTAと公式サイトの情報が一致している必要があったり、ギャップが生まれないような見せ方をすることが欠かせません。
OTAが主な集客媒体となっているからと言い、自社の公式サイトを放置しておくのは基本的NGです。Googleなどの検索以外にも、InstagramやYoutubeなどのSNS検索が増えているため、自社の公式サイトが閲覧される可能性が高くなっているのです。つまり、インターネットで露出しているすべての媒体の情報を最新にしたり、魅力的な見せ方(プロモーション)をすることで、認知の獲得や集客力の向上を目指すことができるようになります。
ホテルが取り組むべき3つのマーケティング施策
インターネット上で認知度や集客力を向上するためには、ホテルマーケティングの取り組みが必須となります。続いては、自社集客力を向上できるホテル・旅館が絶対に取り組むべき施策についてご紹介します。
1.Instagram運用
ホテル・旅館との相性抜群のInstagram運用は、アカウントを作成すれば、誰でも利用できるSNSとなります。お部屋の雰囲気や料理の写真、施設周辺の雰囲気などを伝えるのに最適なツールで、幅広い年代層が使用しています。
時代の流れに沿った写真の投稿や写真の色合いなどを統一した運用方法によっては、数千〜数万人以上から注目されるようになり、次第に認知につながっていきます。誰でも始められるのがメリットではあるものの、似ているアカウントがあるので、戦略的な運用をが重要です。
2.Web広告運用
数年前まではホテル・旅館の認知度を上げるためには、テレビCMや新聞・雑誌などで宣伝していたでしょう。しかし今では、皆さまが普段から使用しているGoogleやYahoo!、InstagramやTwitterなどでWeb広告を打ち出すことができます。
低予算で広告の出稿ができるほか、いくつかの広告レイアウトや地域や年齢などで広告を表示させる絞り込み機能があるので、運用方法によっては費用対効果の高い施策となり得ます。
3.コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングを簡単に言うと、”ブログマーケティング”のことです。自社の公式サイト内で情報発信を行い、GoogleやYahoo!からのアクセスを増やしたり、公式サイト内で情報収集をするユーザーの予約検討熟度を高める施策です。
成果が出るまでは長期的な施策で、継続してブログ作成・発信していく必要があることから、実際に行っているホテル・旅館は多くありません。オリジナルの旅行メディアなどができるとファンの獲得にも繋がったり、競合差別化にも繋がります。
ホテルマーケティングについてのまとめ
冒頭でもお伝えしたように、コロナ禍中で宿泊予約の検索行動が大きく変化しています。さらに、お客様の宿泊条件も変化しているため、ホテルマーケティングによる様々なアプローチが重要です。本記事を参考に、今まで取り組んでいなかった集客・プロモーション施策を行ってみてください! また集客だけに力を入れるだけでなく、現場の体制を見直すことも欠かせません。
コロナ禍中で客層も変わったことから、初めてのクレームや口コミ投稿などが増えています。このような場合は、オペレーションの見直しをする必要があります。それぞれのお客様に向けた準備や接客時で意識など、現場にいるメンバー全員が管理できるようなホテル管理システムを活用できていますでしょうか?
株式会社ユーコムは、フロントやレストラン、婚礼・宴会などを一元管理できるフルサービスシステムに加え、自社施設の利用目的に合わせたカスタマイズを行えるPMSを開発・提供しています。
365日24時間の安心サポートもしておりますので、操作で困ったときもすぐに解決できます。PMSの新規導入や乗り換えを検討している施設さまは、PMSの実用性がわかるサービス資料をダウンロードしてみてください。