ホテル・旅館向けコラム

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ホテル・旅館のSNS活用について。「ハッシュタグ編」

2024.06.11
ホテルマネジメント・DX

コロナ禍を経て、宿泊業界全体に再び活気が戻りつつあります。コロナウイルスの分類が5類に引き下げられ、行動制限が緩和される中、訪日外国人の数も増加し、ホテルや旅館の利用者が増えています。このような状況下で、将来の売り上げを見据えた新規顧客の獲得や潜在顧客への認知が不可欠となっています。そのための有効な手段の一つがSNSの活用です。宿泊施設を探し、情報を集めるためにSNSは広く利用されており、ホテルや旅館がSNSを効果的に活用することが、今後の認知度向上や売り上げ増加に直結するのです。今回は、その第一歩として「#ハッシュタグ」の使い方について解説していきます!

◎#ハッシュタグとは

SNS上でキーワードやトピックを分類するタグのことです。
「#」の後に単語を入れて検索すると、ハッシュタグが付けられた投稿が一覧で表示され知りたい情報、トレンドを知る事ができます。逆に「#」をつけて投稿をすると情報を発信する事ができます。

◎ハッシュタグを使うメリットと活用法

・フォロー外にまで投稿を拡散できる

投稿する文にハッシュタグを付けて載せるだけで、興味関心をもつユーザーに届いたり、フォロー以外の人にも届く可能性が増えますターゲットユーザーが検索しそうなハッシュタグを設定することによって、投稿が読まれる可能性を上げることができます

例えば、インフルエンサーや競合他社が投稿している中から「いいね」が多いものをピックアップする。その文のハッシュタグを真似をして投稿することが読んでくれる可能性をあげます。

・調べる側にとって便利

何か情報を知りたい時は、「#○○」と検索するとそれらに関する投稿がピックアップされます。ハッシュタグをつけて検索する事によって知りたい情報や最新のトレンドを効率良く探すことができます。

企業がマーケティングの為に使う場合もあります。
他社がどういう投稿をしているか、一般ユーザーの投稿から分析することも可能です。
知りたい情報を効率的に探せることや自身が発信する際の参考にもできるため、ハッシュタグの利用は検索側からも有効的です。

・キャンペーンで認知度を上げる

キャンペーンへの参加率を上げると共にハッシュタグの拡散力で認知度をあげる事が可能です。
キャンペーンというと、専用サイトにユーザー登録をするために必要な項目を入力して、面倒な作業があって中々参加しづらいというのがありました。そういった作業なくし、「ハッシュタグをつけて投稿するだけ」や「フォローといいねをするだけ」で気軽に参加を促せるようになります。

キャンペーンの事例になります↓

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大阪の温泉旅館 伏尾温泉 不死王閣【公式】(@osaka_onsenryokan_fushioukaku)がシェアした投稿

◎各SNSで使用できるハッシュタグの個数制限について

Instagram

・インスタグラムでは、ハッシュタグを使って投稿することで、関連するトピックやテーマに関心を持つユーザーに投稿をアピールすることができます。
ハッシュタグは、投稿に最大30個まで使用できます。より多くのハッシュタグを使うことで、さまざまな視覚的なコンテンツにアクセスするユーザーを引き付けることができます。
・インスタグラムの検索機能を使用すると、特定のハッシュタグを含む投稿を見つけることができます。これにより、興味のあるトピックや場所を探索することができます。

X

・ツイッターでは、ハッシュタグを使ってトレンドや話題についてつぶやくことが一般的です。特に、ニュースやイベント、トレンドに関連するハッシュタグがよく使用されます。

・ハッシュタグは、つぶやきに直接組み込むことができます。つぶやきの中でハッシュタグを使用することで、そのトピックに関連する他のツイートと結びつけることができます。

・ツイッターの検索機能を使用すると、特定のハッシュタグを含むつぶやきを見つけることができます。これにより、特定のトピックやイベントに関する最新の情報を入手することができます。

Xでは今後ハッシュタグ廃止されるとのことです。代わり新しい機能を導入する可能性があります
(2023.11/9時点)

Facebook

・Facebookでは、ハッシュタグを使って投稿することで、特定のトピックやイベントに関連する投稿を他のユーザーと共有することができます。

・ハッシュタグは、投稿の本文に直接組み込むことができます。これにより、そのトピックに関連する他の投稿と結びつけることができます。

・Facebookの検索機能を使用すると、特定のハッシュタグを含む投稿を見つけることができます。これにより、特定のトピックやイベントに関連する投稿を見つけることができます。

4.注意点

関連性:ハッシュタグは投稿の内容と関連性がある必要があります。不適切なハッシュタグを使用すると、ユーザーに誤解を与える可能性があります。

適切な数:各SNSプラットフォームには、ハッシュタグの最大数や適切な数に関するガイドラインがあります。適切な数のハッシュタグを使用することで、投稿がわかりやすくなります。

独自性:一般的なハッシュタグの他に、独自のハッシュタグを作成してブランドやキャンペーンを宣伝することができます。しかし、独自のハッシュタグを選択する際には、他のユーザーが間違って使用しないように注意する必要があります。

トレンドに沿う:トレンドに関連するハッシュタグを使用することで、より多くのユーザーに投稿が表示される可能性があります。しかし、トレンドに関連するハッシュタグを選択する際には、そのトピックがブランドやメッセージと一致するかどうかを確認することが重要です。

スペルミスのチェック:ハッシュタグを作成する際には、スペルミスや文法の間違いをチェックすることが重要です。間違ったハッシュタグを使用すると、投稿が見つけにくくなる可能性があります。

季節やイベントに対応:季節や特定のイベントに関連するハッシュタグを使用することで、より多くのユーザーに投稿が表示される可能性があります。例えば、クリスマスやバレンタインデーなどの特定のイベントに関連するハッシュタグを使用することができます。

まとめ

今回はホテル・旅館のSNS活用について。ハッシュタグ編を解説しました。

最後にまとめです。

・フォロー外まで投稿を拡散できる
・調べる側にとって便利
・キャンペーンで認知度をあげる
・各SNSで使用できるハッシュタグの個数制限
・注意点

ハッシュタグをつける事によって潜在顧客とのタッチポイントが増え、認知から顕在顧客への発展にも繋がります。是非ハッシュタグを活用してみてください。

以上がホテル・旅館のSNS活用「 #ハッシュタグ編」でした!
第二弾「写真・動画編」の記事も掲載していますので、そちらも合わせてご覧ください。


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