ホテル・旅館向けコラム

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ホテル・旅館のSNS活用について。第二弾「写真・動画編」

2024.07.09
ホテルマネジメント・DX 新着情報

ホテル・旅館のSNS活用における重要な要素の一つ、「写真・動画編」を解説します。

近年、宿泊施設の認知度向上や顧客獲得のためにSNSが欠かせない存在となっています。ユーザーは宿泊施設を選ぶ際に、SNSを情報収集の重要なツールとして活用しています。そのため、SNS上での投稿は、タイトルや写真・動画などでユーザーの興味を引くことが不可欠です。今回は、視覚的な魅力を最大限に引き出すための「写真・動画」の活用方法に焦点を当てて解説していきます。

◎なぜSNSで写真・動画がポイントなのか

ホテル・旅館のSNS活用における重要な要素の一つが、写真と動画の活用です。なぜなら、SNS上での情報発信において、視覚的な要素が非常に重要だからです。

例えば、ホテルや旅館を検索しているユーザーが、施設内の様子や雰囲気を知りたいと考えています。しかし、文章だけでは施設の魅力や雰囲気を正確に伝えることが難しいでしょう。そのため、写真や動画は言葉では表現しきれない部分を補い、お客様に宿泊時のイメージをよりリアルに伝えることができます。

ハッシュタグを検索すると、多くの投稿が写真や動画とともに表示されます。これにより、お客様は宿泊施設の内部や客室、食事などを見ることができ、宿泊意欲や食欲が高まるでしょう。そして、宿泊したお客様が写真を撮って投稿すると、これがまた新たなユーザーの興味を引き、宿泊のきっかけになります。このように、ハッシュタグと写真を組み合わせることで、SNS上での情報発信が活発化し、ホテルや旅館の認知度や宿泊の促進につながります。

・下記の画像には第一弾のコラムで解説したハッシュタグ検索をすると500件以上の写真と動画付きの投稿で埋め尽くされている。投稿によって開くと施設内の様子や客室、食事が見ることができる。

◎「映え」写真を撮る方法

SNSに投稿する写真では、各宿泊施設がそれぞれにの魅力をアピールする事が重要です。魅力を最大限にアピールするための、いわゆる「映え」写真をどのように撮ればいいのかテクニックをご紹介します!

宿泊施設の内観や客室を魅力的に撮影するためには、以下のポイントに注意することが重要です。

明るさと光の利用: 客室や内観を撮影する際には、できるだけ明るく自然光を取り入れることが大切です。カーテンを開け、窓からの光を活用したり、室内の照明を調整して明るさを確保しましょう。

清潔感を演出する: 客室や内観を撮影する際には、清潔感を演出することが重要です。ベッドメイキングをきちんと行い、部屋の乱雑さを避けるようにします。清潔な雰囲気が写真から伝わることで、魅力的な印象を与えることができます。

アングルと構図: 撮影する際には、適切なアングルと構図を選ぶことがポイントです。部屋全体を撮影するだけでなく、インテリアの特徴や魅力的なデザインポイントを際立たせるアングルを見つけることが重要です。

アクセサリーやデコレーションの活用: 客室や内観を撮影する際には、アクセサリーやデコレーションを活用して雰囲気を演出することが有効です。例えば、ベッドにクッションやブランケットを配置したり、テーブルに花やキャンドルを飾ることで、より魅力的な写真を撮ることができます。

自然な表現: 最も重要なのは、写真が自然であり、実際の客室や内観を正確に表現することです。過度な編集や加工をせず、客室や内観の魅力をそのまま写真に反映させることが大切です。

これらのポイントを考慮しながら、宿泊施設の内観や客室を魅力的に撮影することができます。


次は、外観を魅力的に撮影するためのポイントを紹介します。

適切な時間帯を選ぶ: 外観を撮影する際には、朝や夕方の柔らかな光が建物を美しく引き立てることがあります。また、夜景も魅力的な場合がありますので、時間帯を適切に選ぶことが大切です。

・周囲の環境を考慮する: 外観を撮影する際には、周囲の景色や環境も含めて写真に取り込むことで、より魅力的な雰囲気を演出することができます。周囲の緑や街並みなどが建物と調和するように配慮しましょう。

建物の特徴を引き立てる: 建物の特徴やデザインを引き立てるような構図やアングルを選ぶことが重要です。建物の美しさや個性を際立たせるような撮影方法を心掛けましょう。

以上のポイントを考慮しながら、宿泊施設の外観を魅力的に撮影することができます。

◎SNSで動画を撮影する際に大事なポイント

SNS上での動画は通常、短い時間で視聴者の興味を引かなければなりません。数分から数十秒の短い動画が効果的です。また、視聴者が動画に興味を持ち続けるような要素を取り入れることが重要です。
そこで、撮影に大事なポイントをいくつか解説します。

ストーリー性のある動画: 動画は単なる映像以上のものでなければなりません。視聴者にとって魅力的で興味深いストーリーを伝えることが重要です。宿泊施設の魅力や雰囲気を伝えるストーリーを組み立て、それを動画で表現することが必要です。

動画のクオリティ: 動画の品質は印象を左右します。揺れたりぼやけたりした映像は視聴者の興味を引きません。安定したカメラワークとクリアな映像を確保し、プロフェッショナルなクオリティーを追求しましょう。

バラエティーの追求: 単調な動画では視聴者の飽きを引きます。様々な角度から施設の魅力を捉えたり、さまざまな体験を紹介することで、視聴者の興味を引きつけることができます。

ユーザーの参加を促す: 視聴者が動画に参加したくなるような要素を取り入れることも重要です。クイズや投票などのインタラクティブな要素を取り入れることで、視聴者とのコミュニケーションを促しましょう。

これらのポイントを意識して、宿泊施設のSNSで効果的な動画を制作し、視聴者の興味を引きつけることが大切です。

◎まとめ

今回のコラムでは、ホテル・旅館のSNS活用における「写真・動画編」に焦点を当てて解説しました。

SNSは、宿泊施設の認知度向上や顧客獲得において欠かせないツールとなっています。
ユーザーは宿泊施設を選ぶ際に、SNSを情報収集の重要な手段として活用しています。
そのため、SNS上での投稿は、タイトルや写真・動画などでユーザーの興味を引くことが不可欠です。

写真や動画は、SNS上での情報発信において特に重要な要素です。文章だけでは伝えきれない宿泊施設の魅力や雰囲気を、視覚的に伝えることができます。ハッシュタグと組み合わせることで、多くのユーザーに情報を届けることができ、宿泊施設の認知度や宿泊の促進につながります。

また、写真や動画を撮影する際には、適切な技術やポイントを押さえることが重要です。明るさや清潔感、アングルや構図、そして自然な表現などを意識することで、魅力的な写真や動画を制作することができます。

さらに、動画制作においてはストーリー性やプロフェッショナルなクオリティー、エンゲージメントやバラエティーの追求、そしてユーザーの参加を促す要素も重要です。これらのポイントを意識しながら、宿泊施設のSNSで効果的な動画を制作し、視聴者の興味を引きつけることが大切です。

写真や動画を活用することで、宿泊施設の魅力を最大限に引き出し、ユーザーの興味を引きつけることができます。SNS上での情報発信を通じて、宿泊施設の認知度向上や顧客獲得につなげましょう。

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